ボールペンのギミックの多様性

ボールペンインクの発色を高めたり、ボールペンで書いた書類をより長期間保存できるようにしたりといった根本的な研究は日々続いていますが、そうやすやすと発明が頻発することはありません。
そこで各社の競争は技術的な発展と合わせて、多様なギミック(仕掛け、細部)においても展開されています。

例えば、機能を増やすという傾向があります。
後部に印鑑をはめ込んだものや、温度計が胴体部分に設置されているようなものまでリリースされています。温度計機能付きボールペンなどは、日常生活ではそこまで需要があるかわかりませんが、仕事によっては痒いところに手が届くような、非常に画期的な製品かもしれません。

もちろんデザインにこだわって競合他社製品と差別化を図るという戦略もあります。
シックで落ち着いたものがやはりスタンダードですが、特定のキャラクターとコラボレーションをして子供の欲しがるような製品を展開したり、「女子」といったコンセプトで鮮やかなカラー展開をしたりと、どんどん多様化が進みます。

デザインの面で言うと、企業のノベルティーとして、胴部分に社名の印刷されたボールペンを見たことがある、または自分の会社の社名入りペンを持っているという人もいるでしょう。こうした好きな言葉を記したボールペンというのは、贈り物などにぴったりであるため、何百本単位で発注ができる団体でなくとも、つまり個人においても需要があります。昨今はこの「名入れ」のサービスを、ギフトとして贈答することや自分だけの特別な一本を持ちたいというニーズを想定してのことでしょう、一本から対応するサービスが多く存在しています。

多くのサービスがネット上の手続きで注文が完結するシステムになっているため、一般的な「オーダーメイド」の持つ複雑な手続きといった側面がなく、本体の値段にもよりますが安価で購入できる傾向にあるため、かなり広く普及し始めているように思われます。
名入れペンの良いところは、既存の製品を買うことの手軽さと、世界に一つしかないオリジナルのボールペンを所有することができるという特別さとにあると思います。
プレゼントにするならば、贈り相手の名前を入れてあげれば、喜ばれるでしょうし、自分のためならば、好きな言葉などを入れておけば、見るたびに元気付けられて色々と捗るのではないでしょうか。

機能的な便利さに加えて、見た目などのギミックも多様化していて、何かの折にボールペンを購入する場合など、サイトをみてあれこれ検討するのも、それ自体が楽しくなってきている印象があります。

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